Galaxy SII SC-02C の Root化覚書
Xperia SO-02Fを購入したので、これまでのメイン機であるGalaxy S2 SC-02C をRoot化してみました。
SC-02CのICSは、電池持ちが悪く省電力モードにすると極端にもっさりしてくるので、日常は、GB 2.3.6 へ戻して使っていました。今回、ICS 4.0.3 でRoot化して、そのあたりが改善できるか色々弄ってみます。
準備
・Odin3_v1.85.zip
・SC02COMMP7_SC02CDCMMP7_SC02COMMP7_HOME.tar ICS 4.0.3 Stock ROM 最終版
・SC02C-ICS-KBC-20120703-SAM.7z CWM を含む sakuramilk氏の Kernel
・Superuser-3.1.3-arm-signed.zip SU権限アプリ
まず、Odinで sakuramil氏のCWMを含むカーネルを焼く。
Download Mode の起動は、HOME+VoLDown+電源ボタン長押し。
CWM Recovery Menu からSDカードに保存してある Superuser-3.1.3-arm-signed.zip を導入。
Recovery Mode の起動は、HOME+VoLUp+電源ボタン長押し。
これで Root 化は終了だが、Sakuramil 氏のカーネルは、カメラの起動に問題があるので、それの修正には、Stock Rom から抜き出した zImage を tar で圧縮。Odin で焼くことで修正。これで、CWM Recovery は無くなるが、Root権限は残る。
Custom ROM の導入は考えていないので CWM Recovery は当面必要無し。
Bloatware の排除が目的なので、これでOK。
Galaxy S 4G SGH-T959V のRoot化とCWM導入覚書
Xperiaの新機種2台を購入したという事で、Galaxy S のT-Mobile 版 SGH-T959V をいじってみる事にしました。
既に、GBの2.3.6にアップグレードしてありましたが、ROM Manager の導入の失敗などで Kernel が少し変わっている可能性があったので、
まずは、Stock ROM の最終版 Gingerbread 2.3.6
T959VUVKJ6-REV00-home-low-CL694130.tar.md5
をOdin v3 で焼いてクリーンナップ。
T959Vの Download Mode は、3ボタン方式ではなく、Volume Up+Down 同時押しをしながらUSBを繋ぐというもの。
SuperOneClick v2.20
を用いてRoot化。次にCWMの導入だが、T959Vは、Recovery Image が3eなのでROM Managerは使えず、CWMを含む Kernel 焼きが必要。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1610528
にあるAntonXの
Basic with a Twist SGS4G KJ6 1.1.3
をSGS Kernel flasher を用いて導入。その他の Kernel は、ここを参照。
http://forum.xda-developers.com/wiki/Samsung_Galaxy_S/SGH-T959V/Kernels
無事 CWM Recovery が起動できました。
これで、色々弄れそうです。
こう書いてみると到って簡単ですが、Galaxy S はVariantが多く、それぞれに互換性が無く情報収集にまる一晩かかりました。最初は、ROOT化とCWMの導入に、CF-ROOT Kernel を焼いてみましたが、再起動を繰り返しNGでした。
Galaxy S 4G, S2, LG Optimus T の対応周波数バンド
【Samsung Galaxy S 4G T-Mobile SGH-T959V】
カタログスペック上では、3Gは、BC4(AWS 1700/2100)のみの対応ですが、 *#*#2263#*#* でGalaxy S の Band Selection Menu を呼び出してみると、BC2 にも対応しており、AT&T でも使える事が判ります。実際に、AT&T SIM を挿して3Gで通信できました。1700 E-Mobile で使えるかは?
UMTS Band (3G)
BC1 2100 DoCoMo(JP),T-MO(DE), BASE(BL), Vodafone(UK)
BC2 1900 AT&T(US)
BC4 AWS(700/2100) T-MO(US)
【Samsung Galaxy S2 DoCoMo SC-02C】
GB (2.3.6) までは *#*#2263#*#* でBand Selection Menu を呼び出せます。ICSではロックされてできません。呼び出してみると、BC1,2,6 が出てきますが、実際には、BC2は選択しても機能しませんでした。したがって、アメリカではGSMでしか使えません。
UMTS Band (3G)
BC1 2100 DoCoMo(JP),T-MO(DE), BASE(BL), Vodafone(UK)
BC2 1900 N/A
BC6 800 DoCoMo(JP)
【LG Optimus T P509 (T-Mobile US)】
安価な携帯の割には対応周波数が広いのが目に留まります。Service Mode の呼び出しは、3845#*509#
UMTS Band (3G)
BC1 2100 DoCoMo(JP),T-MO(DE), BASE(BL), Vodafone(UK)
BC2 1900 AT&T(US)
BC4 AWS(1700/2100) T-MO(US)
BC5 850 AT&T(US)
BC8 900 Vodafone(UK)
【SonyErricson X10 DoCoMo SO-01B】
2010年モデル。ドコモモデルは、X10i ではなく X10a をベースにしており、SIM Lockを解除すると米国のAT&Tで使えます。面白いことにT-MO US のSIMを挿入すると3Gを認識しAWSの下り 2100MHz は掴んでくれます。
BC1 2100 DoCoMo(JP),T-MO(DE), BASE(BL), Vodafone(UK)
BC2 1900 AT&T(US)
BC5 850 AT&T(US)
BC8 900 Vodafone(UK)
スマホ更新
スマホを3年振りに更新しました。それも2台一遍に!
まず老眼に優しいファブレット端末ソニーのXperia Z Ultra のグローバルモデルC6833を香港の携帯のショップから調達。IIJの音声対応SIM IIJMioを入れて運用を開始。
そして、もう一台は、同じくソニーのドコモ向けモデル Xperia Z1f (SO-02F)。現在のメイン機SC-02C(Galaxy S2)の電池持ちとGPS精度の悪さに辟易していたところに加え、通話が多いのでドコモショップへカケ放題プランへ変更へ行ったら、半年前の機種で先日買ったXperia Z Ultraの姉妹機種が月々サポート込で348円/月とお手頃だったのでほとんど衝動買い。
Xperia Z Ultra は日本、アジア、米国、欧州の主だった3Gと4Gに対応しており海外出張時には大変便利だが、ちとガタイがデカイ。Z1fは片手操作サイズで持ち歩きに便利。ショップにあるZ1fデモ機にshort code *#*#7378423#*#* を打ち込んで対応周波数を調べると、ほとんど日本ガラパゴス仕様。ちょっと迷ったが、SIMロック解除せずに日本専用機として運用することに。
以下は、自分の契約しているSIM と xperia Z Ultra およびZ1f の対応リスト。
【Xperia Z1 ultra C6833】
UMTS
1(2100) DoCoMo(JP), T-MO(DE), BASE(BL), Vodafone(UK)
2(1900) AT&T(US), T-MO(US)
4(AWS 1700/2100) T-MO(US)
5(850) AT&T(US)
8(900) Vodafone(UK)
1(2100) DoCMo(JP)
2(1900) AT&T(US)
3(1800) DoCoMo,(JP) T-MO(DE), BASE(BL)
4(1700) AT&T(US), T-MO(US)
5(850) <--韓国バンド
7(2600) T-MO(DE)
8(900) <-- これは何処で使われているか不明
20(800) T-MO(DE), Vodafone(UK)
Z Ultraは、日本、欧州、米国のメインバンドに3G,4Gの両方で対応。
UMTS
1(2100) DoCoMo(JP), T-MO(DE), BASE(BL), Vodafone(UK)
6(800) DoCoMo(JP)
19(800) DoCoMo(JP)
1(2100) DoCoMo(JP)
3(1800) DoCoMo,(JP) T-MO(DE), BASE(BL)
19(800) DoCoMo(JP)
21(1500) DoCoMo(JP)
Z1f は日本専用機。欧州ではなんとか使えそうだが、アメリカではスマホとしてはほとんど機能しない。
こうなるとZ1f のグローバルモデル Z1 compact が欲しくなってきました。
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