袖針 色々

私の持っている袖針を並べてみました。

上段 3号 左から マルト はりよし(金袖) がまかつ

下段 4号 左から マルト 海老印 はりよし(金袖) がまかつ オーナー

海老印とマルトは、いわゆる東京袖、軸が少し長く、胴曲げの曲率が大きい(丸い)のがおわかり頂けると思います。東京(関東)袖は、最近はほとんど見かける事がなくなりました。がまかつの3号は他社よりも一回り小さいですね。また、普通の袖でも他者と比較して細地に見えます。茶焼がかかっていないのが原因かもしれませんが....

関東アブミ針とがまかつショットキス比較

長軸の針を比較してみました。

左 はりよし鈎 アブミ(関東) 茶焼 7号

がまかつ ショットキス 赤焼 7号



どちらもハゼ、キス釣りに使っています。良く見るとショットキスの方がイケ先が長く、カエシが小さいく手返し重視の設計がわかります。かまかつの針は、このショットキスに限らずチモトの叩きが小さいのが多く、糸抜けの不安がつきまといます。がまかつの糸付き針では何回も糸抜けを経験しており、出来るだけ自分で結んだ針を使う様にしています。

舞鶴印 イナ針

舞鶴印 イナ鈎 黒焼

号数 10号 一袋 五十円

イナ鈎とあるが、これでボラを釣った記憶はない。何故だか、この針は、鯉の吸込仕掛け用の針と教えられ、子供の頃はこれで良く鯉を釣った。当時、自宅には庭に池があり、釣った鯉はそこへ放していた。

今は、鯉を吸込み仕掛けで釣る事も無く、全く使わなくなった針の一つである。家には未だに十袋以上残っている。

関東アブミ針

王冠針本舗 あぶみ 6号 茶焼

ジャガー鈎 関東アブミ 9号 金メッキ

一袋 百円



王冠印さんからは、'あぶみ' とか '十平針'という名前で売られています。関西アブミは伊勢尼の細地版ですが、関東アブミは全く異なる形です。
ハゼ、キス釣りに良いのですが、量販店で取り扱っているのを見たことがありません。王冠針さんへ問い合わせたら、まだ在庫はあるとの事で、先日、4号、8号と9号の茶焼を200本づつ注文しました。これでしばらく持ちそうです。

ジャガー鈎さん、最近見かけなくなりましたが、廃業されてしまったのでしょうか?

がまかつ鈎

がまかつ HB袖 2号 ハリス0.4号 五十円

がまかつ 三腰たなご鈎 百五十円

子供の頃は、自宅に針が沢山あったので、自分で釣針を購入する事はあまりありませんでしたが、このがまかつのHB袖だけは別でした。小鮒やモロコを釣るのに、近所の釣具屋でよく買ったことを覚えています。これも自分で購入したものだと思います。よく今まで残っていたものです。流石に残っているのはこの一袋のみ。

たなご鈎は父親が買っておいた物だと思います。晩年の父親は無精になって、ほとんど針を結ばず、糸付きの針を購入していました。そのおかげで、祖父の代からのバラ針が今でも手元に沢山残っています。

オーナーはり

がまかつ と並ぶ大手オーナーはりの歴代パッケージです。



流線袖ケン付き 10号 一袋 百円

流線袖ケン付き 11号 一袋 百円

丸せいご 9号 一袋 百円

チヌ鈎 2号 一袋 百五十円

流線袖 14号 一袋 百五十円

カレイ鈎 14号 一袋 二百円



私はこのパッケージサイズが一番好きです。陳列方法が変わって棚に吊り下げるには、不便なのはわかりまりすが、道具箱にスッキリ収まるのは昔のパッケージの方です。