MSDict Oxford Dictionary

私は、辞書としてずっとMobile Systems社のMSDictシリーズを使っているのですが、メインの端末をE71へ移行するにあたって問題が生じていました。
Symbian S60 3rd用のMSDictは、Registration Key がIMEIとリンクしていて、購入時に使った端末にしか使えないのです。既に Concise English & ThesaurusとMultiLanguage Packのライセンスを各々2つづつ持っているので、これ以上購入したくありません。ずっと何か手は無いものかと探していましたが、たまたま、先日、E61のMemory Cardにアプリがインストール出来なくなってMemory Cardを真っさらにしてアプリを再インストールしていた時に解が見つかりました。
辞書類はメモリーを消費するので、Memory Cardへ入れているのですが、ご多分に漏れず、MSDictもMemory Cardへ入れていたので再インストールしました。インストール後辞書を起動すると、まず始めに表示される Registration を促す画面とTrial期間を表示する画面が出てきません。と言うことはE61のCドライブにRegistration情報が残っていたという事になります。SYSやSystemフォルダーを探していくと、C:\System\Data\の下に MSDict.dat と MSDisctPrefs.dat というファイルがあり、Time Stamp が更新されているのが判りました。MSDictのsisxファイルの中身を覗いてみると、MSDisctPrefs.datは元々Installerに入っているので、MSDict.datがインストール後にアプリによって新しく生成されたファイルの様です。E61から抜き出した、このMSDict.datをE71-2のC:\System\data\へ放り込んでやると、ピッタシカンカンでした。
J2ME版は、別にIMEIでLockが掛かっていないので、端末を更新する度に使い回していましたが。これで、Symbian でもライセンスの使い回しが可能になりました。